2018年10月25日(金)に大阪府立豊島高等学校にて、カタリ場の授業を実施しました。
以下のとおり、当日のようすをご報告いたします。
■企画のねらい
・今の自分と向き合い、
・これからいくらでも自分の将来は自分で変えていけることを知り、
・何かひとつでも行動に移してほしい
こんな願いを込めて、私たちは豊島高校に赴きました。
何も求めず、何も考えなくても、なんとなく時間は過ぎていきます。
何かを求めて考えて時間を使っても、必ずしも思うようにはいきません。
しかし、自分について考えて考えて、こだわって時間を使うこと。
そうしていくことで、人生の質は、全く変わってくるのではないでしょうか。
「高校生に本当に後悔ないように、限られた自分に与えられている大切な時間を使ってほしい。」
そんな思いでカタリ場を実施しました。
■当日の様子
当日は、45人の大学生が317名の1年生の生徒たちと高校生と向き合いに行きました。
「こんにちはー!」と私たちスタッフが入室した時は、ザワザワと落ちつかない様子でした。
大学生と班を作り、自己紹介を始めた頃には、班の大学生と笑顔で楽しそうに話している様子が見受けられました。
「先輩の話」では、8人の大学生が自らの経験についての紙芝居をしました。
「今の自分のままでいいのか」
それぞれの先輩が、あらゆる経験を通して見つけた、大切にしたいことを通して、高校生の心にそんな問いを投げかけました。
「先輩の話」が終わると、班の先輩のところに戻って「座談会」の時間が始まります。今の自分や将来について考える時間です。
はじめは、落ち着きがなく、友達と話してばかりだった生徒さんも、先輩の話しを聞いて、今の自分について、真剣に考え直そうと思った様子で、班の先輩と一緒に、自分と向き合っていました。
・将来の夢がある生徒
・やりたいことが見つからない生徒
・何かしらの悩みがある生徒
いろんな生徒さんがいました。
そんな高校生が、一歩先を歩く大学生と共に悩み、価値観に触れ、将来に対する視野が広がり、今の自分にできることをそれぞれ発見できた場になれたのではないかと思います。
この2時間は、自分はこのままでいいのか、これからどうしたらいいのかを深く考える貴重な時間になったのではないかと思います。
カタリバを終えて、豊島高校の皆さんが、自分の心に正直に、これから充実した高校生活を送り、その先に待っている将来を自分から切り拓いていけますように!
大学生一同、願っています。