2016年11月24日(木)に大阪府立福井高校にてカタリ場を実施します。
【授業での役割】
企画当日は約50名のボランティアスタッフで福井高校の高校生にカタリ場の授業を届けに行きます。
・キャスト(45名程度)
高校生 6~7 名に対し、キャスト 1 名でグループを組み、高校生自身の将来の夢ややりたいこと、
興味がある分野などについて約2時間語り合います。
高校生にとっては今の自分を振り返る機会となり、 自分の将来と向き合う時間になります。
「将来何がやりたんだろう?」「今何をしたらいいのか分からない。」そんな高校生の背中を押し、
将来に対して一歩踏み出すことをサポートする役割です。
・先輩の話(6名程度)
ボランティアスタッフ自身の高校時代の体験や、大学等で打ち込んでいること、大切だと思う価値観
などを、約15分の紙芝居形式で高校生に語りかけます。等身大の体験を語ることで共感が生まれ、
高校生にとって身近なサンプルとなります。
高校生の視野を広げ、自分自身について考えるきっかけを作ること。あなたの体験が高校生にとって
将来に目を向ける機会になります。
【学生リーダーより】
こんにちは。関西カタリ場福井高校企画でPMを務めます、あてむです。
私は、カタリ場の時間がきっかけで福井高校生のみんなに、将来の理想像を描いたり、興味を整理す
ることで高校生活の過ごし方について今一度考える機会にしたいと考えています。高校時代に限らず、
過去を振り返った時に「あの時もっと努力しておくべきだった」、「もっと考えておけばよかった」
と思うこともあるのではないでしょうか。
これからの自分は、今の自分がどう行動するかによって大きく変わってきます。
私たちは、高校生が将来や高校生活について考え、授業の後もこれからの毎日を充実したものにして
いけるような空間を届けにいきます。
学生リーダー あてむ
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【企画の狙い】
『NEW HORIZON』
この英文に見覚えがありませんでしょうか。
中学校の英語の授業で使うメジャーな教科書の名前ですね。
『NEW HORIZON』は直訳すると「新しい地平線」。高校生にも今見えている世界の地平線があります。
でもまだまだ地平線の先には遠く、そして広く世界が伸びていて、そこには知らないことも沢山ある
はずです。私たちは高校生が大学生との対話を通して、新たな視点からものごとを見るきっかけと
してほしい。
高校生が大学生と一緒に自分自身のことや興味のあることを語り合うことで、高校生活へ主体的に取り
組むきっかけにならないかとういう想いで授業を実施しました。
【当日の様子】
企画当日は49名のボランティアスタッフが福井高校に集まり、カタリ場の授業を届けました。
音楽が体育館に響き渡ると当時に、不安な表情をした高校生が入場してきました。大学生1人と高校生
6人で班を作り、お互いの自己紹介を始めます。始めは大学生も高校生も緊張した様子でしたが、次第
に打ち解けていき舞台の上にも楽しそうに談笑する声が届いてくる程でした。
「先輩の話」では、6人の先輩が話をしました。
先輩はそれぞれ自分の人生の経験から得たことを基に、どのようにして自分の価値観や考え方が変わっ
たのかを紙芝居で生徒に伝えました。
写真に写っているのは今回初めて紙芝居をしたたけし。熱く語ってくれました!
「先輩の話」が終わると、最初の班の先輩のところに戻って、「座談会」「まとめのワーク」が始まり
ました。班の先輩と一緒に今の自分と向かい合い、これからどのように過ごすかを真剣に考えていまし
た。その中で自分の興味があることが分からないと悩んでいる生徒もいましたが、先輩が優しく寄り添
って話し合うことで、次第に笑顔になっていきました。
授業の最後には生徒の一人一人が、これからに向けての目標を達成するための「約束」を結びました。
【最後に】
生徒にとってお互いのことを知らないはずなのに何処か近い存在だと感じる、大学生や専門学生の先輩
と話し合うことで新しい視点が生まれるきっかけになったのではないでしょうか。体育館での2時間しか
一緒に過ごすことはできませんでしたが、福井高校生にとってこれからの高校生活がより充実したものに
なるように願っています。
プロジェクトマネージャー:あてむ
コアスタッフ :ウニ
コアスタッフ :ゆかのえ