【実施報告】3/3有馬高校カタリ場企画

2017年3月3日(金)兵庫県立有馬高校にてカタリ場を実施しました。

 

【企画の狙い】

自分を見つめ直す

カタリ場の授業を通して過去の自分を振り返り、今の自分を見つめ直すことで、これからの自分を考えるきっかけにしてほしいと考えました。そのため過去と現在の自分について考える時間を多くとりました。その中で少しずつ浮かび上がってくる理想の自分を目指し、将来を前向きに捉えられることを今回の企画で目指しました。

 
【当日の様子】

企画当日は37名のボランティアスタッフが有馬高校に集まり、カタリ場の授業を届けました。

音楽が体育館に響き渡ると当時に、緊張した表情を浮かべた高校生が入場してきました。大学生1人と高校生9人で班を作り、お互いの自己紹介を始めます。始めは大学生も高校生も緊張した様子でしたが、次第に打ち解けていき舞台の上にも楽しそうに談笑する声が届いてくる歩道でした。
「先輩の話」ではそれぞれ自分の人生の経験から得たことをもとに、どのようにして自分の価値観や考え方が変わったのかを紙芝居で生徒に伝えました。「座談会」では、班の先輩と一緒に今の自分と向かい合い、高校生活について真剣に考えました。その中で自分の興味があることが分からないと悩んでいる生徒もいましたが、先輩が優しく寄り添って話し合うことで、次第に笑顔になっていきました。
その後「人生グラフ」では、生徒は過去の自分と向き合い、自分というものを再認識しました。

グラフの発表をする時間は、皆が活き活きとした表情を浮かべていました。
そして最後の「まとめのワーク」へと移りました。真剣な表情で理想の自分を考え、その後その理想に近づくために明日からできることを班の先輩と生徒が話し合い、生徒が考えた後に班の先輩と「約束」を結びました。

 

 

【最後に】

生徒にとって普段なかなか話すことがない大学生や専門学生の先輩と話し合うことで自分を再認識し、また新しい自分というものを見つけるきっかけになったのではないでしょうか。体育館での2時間しか一緒に過ごすことはできませんでしたが、有馬高校生にとってこれからの高校生活がより充実したものになることを心から願っています。