【実施報告】6/2長田商業高校カタリ場企画

2017年6月2日(金)に兵庫県立長田商業高校にてカタリ場を実施しました。

 

【企画のねらい】

 

「自分を大切にしてほしい」

 

今の自分を大切にしていますか?

 

日々の生活の中で私たちは、勉強のことや友達のことなど、たくさんのことを考えて過ごしています。その中で、自分に焦点を当てて考える時間はどれほどあるでしょうか。

私たちは、高校生が大学生との対話を通して、自分自身について考えてほしいと思っています。高校生が大学生と話す中で、自分はどんな人なのか、大事にしたいことはなにか、自分を振り返ることで、少しでも明日が楽しみに思えるきっかけになればという想いで実施しました。

 

【当日の様子】

企画当日は約20名のボランティアスタッフが長田商業高校に集まり、カタリ場の授業を届けました。

音楽が体育館に響き渡ると同時に、高校生が体育館に入ってきました。

大学生1人と高校生3~4人で班を作り、お互いの自己紹介を始めます。

始めは大学生も高校生も緊張した様子でしたが、少しずつ緊張が解けていったように感じました。

「先輩の話」では、3人の先輩が話をしました。

先輩はそれぞれ自分の人生の経験をもとに、どのようなことから自分の価値観や考え方が変わったのかを紙芝居形式で高校生に伝えました。

「先輩の話」が終わると、班の先輩のところに戻って、「座談会」が始まりました。

大学生と高校生が向き合い、一緒に考えることで、高校生が過去の自分や今の自分について振り返る様子が見られました。

そして最後の「まとめのワーク」が始まりました。

高校生がここまで振り返った自分を踏まえて、これから何をしたいのか、どのように過ごしていきたいのか、真剣に考えている様子でした。授業が始まるときの不安そうな顔が、最後は笑顔で班の先輩と話していました。

 

【最後に】

高校生にとって近くも遠くもない存在である大学生と話し、一緒に考えることで、高校生が自分自身について考えるきっかけになってくれれば嬉しいです。

大学生と一緒に過ごした2時間という時間が、長田商業生にとって今後の生活が少しでも楽しみだと思えるものになっていることを願っています。

 

実施報告0602