2021年12月16日(木)に須磨友が丘高校にてカタリ場を実施しました。
▪企画のねらい
アンケート結果から、須磨友が丘高校生は「自分の意思や考え方と向き合ったことがない」「自分の評価基準が勉強・成績が中心で、多角的に自分を評価できていない」という課題があるのではないかと感じました。
そんな生徒たちに、
「自分はどう思っているのかという感情と向き合い、自らの意思をもって行動選択するとともに、自分の評価を目に見えるものだけで判断せず、自分らしさという個性を認識してほしい。」
そんな想いを込めて、兵庫県立須磨友が丘高校にカタリ場の授業を届けに行きました。
▪当日の様子
感染症対策のため、スタッフは1週間前から毎日の体調確認を行い、
当日はアルコール消毒の徹底、不織布マスクを着用して実施しています。
「先輩の話」では、6人の大学生スタッフが自らの経験について紙芝居形式で話しました。
それぞれの先輩が、上手くいかなかった経験や悩んだ経験を乗り越え、
そこから学んだことや大切にしたいことを伝えることで、
生徒も自分自身と向き合うきっかけになったと思います。
「座談会」では、大学生スタッフとの対話を通して過去の経験や今の自分について振り返り、
生徒自身が今まで気づいていなかった気持ちと向き合い、
大切にしていることや価値観などに気づき、それを踏まえて
これからどんな姿になりたいかを考えるきっかけとなったのではないかと思います。
「まとめのワーク」では、これまでの対話で気づいた自分自身を踏まえて、
これからの高校生活について考えました。
なりたい自分やこれからやりたい事のために、明日から何ができるかを考えることで、
生徒が具体的に行動する一歩になっていれば嬉しく思います。
今回のカタリバの授業が、
須磨友が丘高校の生徒のみなさんにとって、
今まで気づかなかった気持ちや考えに出会い、
自分の意思を大切に行動するとともに、
少しでも自分らしさに気づけるきっかけになっていれば嬉しいです。
プロジェクトマネージャー あやの
コアスタッフ ゆうな いぶき