2021年10月7日(木)に大阪府立箕面東高校にてカタリ場を実施しました。
▪企画のねらい
「あらゆることに対し意欲がない、周りの目を気にして本音を言えない」
そんな生徒の皆さんと大学生が一緒に過去を振り返ることで、新たな自分を知り自分の興味関心を見つけ、自分の思いや考えを誰かに話す勇気を持って欲しい。
そんな思いを込めて、大阪府立箕面東高校にカタリバの授業を届けに行きました。
▪当日の様子
感染予防対策のため、参加する大学生スタッフは1週間前から毎日の体調確認を行い、アルコール消毒の徹底、不織布マスクを着用して実施しています。
会場についても、換気を十分に行い、間隔を保って授業に臨みました。
「先輩の話」では、4人の大学生が自らの経験を紙芝居形式で話しました。
それぞれの先輩が経験を通して新たに見つけた自分自身の発見や、大切にしている価値観を伝えることで、自分を振り返るきっかけになったのではないかと思います。
座談会では、これまでの経験を振り返ることで自己理解を深めました。
嬉しかったことや悔しかったことなど感情を伴った経験を振り返ることで、当時の自分の物事に対する向き合い方や、生徒自身の大切にしている価値観や得意不得意を理解する場としました。
そして、それらを理解したうえで興味関心を引き出し、大学生スタッフと一緒にこれからやりたいこと、挑戦したいことを見つけ出しました。
初めは「なにもない」と言い張っていた生徒も徐々に大学生スタッフに心を開き始め、自分のやりたいことについて打ちあけたり、なにに興味があるのか自分としっかり向き合ったりしている姿が印象的でした。
最後のまとめの時間では、これまでのワークを通して見つけた興味関心ややりたいことにむけて、明日からなにができるかを考えました。
それによって、ただやりたいことを考えて終わるのではなく、具体的に行動に移すことができるきっかけになったのではないかと思います。
今回のカタリバの授業が、何かに挑戦したり、誰かに自分の本音や考えを打ち明けるきっかけになっていれば嬉しいです。
プロジェクトマネージャー せらん
コアスタッフ ひらまっちゃん ぱん
