2023年3月3日(金)に兵庫県立鳴尾高等学校にてカタリ場を実施しました。
▪企画のねらい
事前アンケートの結果から、鳴尾高校生には
「自分に自信を持つことができていない可能性がある」
「目標を持つことができていない可能性がある」
「将来について考えることに前向きでない可能性がある」
という課題があると推測しました。
そこで私たちは、
「自分に可能性を感じ、
目標を見つけ将来について前向きに捉えられている状態になって欲しい」
そんな想いをこめて、鳴尾高校1年生にカタリ場の授業を届けに行きました。
▪当日の様子
感染症対策のため、スタッフは4日前から毎日の体調確認を行い、
当日はアルコール消毒の徹底、不織布マスクを着用して実施しています。
「先輩の話」では、10人のスタッフが紙芝居方式で自分自身の経験や、
その経験から今大切にしていることについて話しました。
先輩が、自らの感情を包み隠さず話すことで、
高校生が勇気を出して自分の本音を話せるきっかけになったと思います。
また、自分になかった新しい価値観に触れることで、自分を見つめ直すきっかけとしました。
「座談会」では、今までの自分を、出来事の捉え方や行動の変化に注目して振り返ることで、
生徒の大切にしている事や強みを引き出し、「自分にも出来るかもしれない」と、
自分自身に可能性を持つきっかけにしました。
「まとめのワーク」では、これまでの対話を通してこれから
自分自身がどうなりたいかを想像し、
今から実践できそうなことを、段階を踏まえてスタッフと一緒に考え、
これからの目標を約束カードに記入しました。
明日以降のなりたい自分に向けて一歩を踏み出すきっかけとなっていれば嬉しいです。
今回のカタリ場の授業が、
鳴尾高校1年生のみなさんにとって
自分自身の可能性に気付き、なりたい自分を想像し
それに向けて前向きに考え行動するきっかけとなれば嬉しいです。
プロジェクトマネージャー もえ
コアスタッフ ユッカ まあ