2023年2月9日(木)に兵庫県立神戸甲北高等学校にてカタリ場を実施しました。
▪企画のねらい
事前アンケートの結果より、神戸甲北生には、
「現状に満足しており、視野が狭くなっている」
「自分の力で将来を切り拓くことができるという認識がない」
「将来に対しての期待度が低く、自分のなりたい姿を具体的に想像できていない」
という課題があると推測しました。
そこで私たちは、
「多くの選択肢があることに気付き、自分自身の未知の可能性について前向きに考えることで、自分のなりたい姿に向かって一歩踏み出してほしい」
そんな想いをこめて、神戸甲北生にカタリ場の授業を届けに行きました。
▪当日の様子
感染症対策のため、スタッフは4日前から毎日の体調確認を行い、
当日はアルコール消毒の徹底、不織布マスクを着用して実施しています。
「先輩の話」では、7人のスタッフが紙芝居方式で自分自身の経験や、
その経験から今大切にしていることについて話しました。
生徒たちは真剣に話を聞いており、その中で、新しい選択肢や考え方を知ることができたのではないかと感じています。
さらに、先輩が行動していた経験を伝えることで、「自分の未来は自分が変えられるかもしれない。」ということに気付くことができたと思います。
「座談会」では、今までの自分や今の自分について振り返り、生徒自身が現状を知ることができるような時間になりました。
また、やりたいことや得意なことについて、改めて大学生スタッフと考えました。
その中で、生徒が今の自分にできることを考え、将来に対して少し前向きに考えられるきっかけになったと考えます。
「まとめのワーク」では、これまでの対話を通して
自分の価値観を再度認識し、これからの高校生活や卒業後にどんな自分になりたいかをイメージする時間になりました。
その姿を実現するために、今の自分にどのようなことが、という行動目標をスタッフと一緒に考えました。
生徒それぞれが頑張りたいことや意識し続けたいことなどを話し、記入していました。
自分の未来に向けて一歩を踏み出すきっかけとなっていると考えます。
今回のカタリ場の授業が、神戸甲北生のみなさんにとって
自分の可能性に気付き、今の生活だけではなく、
これからの高校生活や将来に向けてわくわくし、
一歩を踏み出すきっかけとなっていれば嬉しいです。
プロジェクトマネージャー たっくん
コアスタッフ ここ ゆうき