2018年9月14日(金)に兵庫県立北須磨高校にてカタリ場を実施しました。
■企画のねらい
自分から前向きに行動して、自らの可能性を拡げてほしい。
こんな願いを込めて、私たちは北須磨高校に赴きました。
普段の高校生活を送っていて、
「将来の自分はどうありたいのか」
「今の自分が一番したいことって何だろう」
と考える機会は決して多くはありません。
少しでも将来が魅力的に感じるきっかけを届けたいと思い、カタリ場を実施しました。
■当日の様子
当日は、6クラスに会場を分け、教室ごとに約6人の大学生が集まり、同時にカタリ場を実施しました。
各教室で待っていたのは240名の1年生の生徒たち。
「こんにちはー!」と私たちスタッフが入室した時は、初対面の大学生に驚き、緊張していた様子でしたが、大学生と班を作り、自己紹介を始めた頃には笑顔を浮かべながら打ち解けてくれました。
「先輩の話」では、6人の大学生が自らの経験についての紙芝居をしました。
*後悔のない過ごし方とは?
*自分を持つ方法とは?
それぞれの先輩が、あらゆる経験を通して見つけた、大切にしたいことを語りました。
「先輩の話」が終わると、班の先輩のところに戻って「座談会」の時間が始まります。今の自分や将来について考える時間です。
生徒たちは班の先輩と一緒に、自分と真剣に向き合ってくれました。
また、生徒たちは、親身になって話を聞く班の大学生に対し、少しずつ心を開いてくれました。
実は悩んでいることがある、と自分自身の悩みを打ち明けてくれた生徒も、少なからずいました。
「将来本当にしたいことってこういうことかもしれない」
「理想の自分を実現するために、今からできることをしてみたい」
「自分にはもっとできることがある」
一歩先を歩く大学生と話すことで、価値観に触れ、将来に対する視野が広がり、今の自分にできることを発見できた場になれたのではないかと思います。
この2時間が、生徒たちにとって、将来が楽しみに感じるきっかけになれたら嬉しいです。
カタリバを終えて、将来に向けて走り出した北須磨高校の皆さんが、これから充実した高校生活を送り、その先に待っている将来を自分から切り拓いていけますように!
大学生一同、願っています。