【実施報告】12/18兵庫県立舞子高校カタリ場企画〜未来の私〜

2015年12月18日(金)に兵庫県立舞子高校にてカタリ場を実施します。
企画当日は約40名のボランティアスタッフで舞子高校の高校生にカタリ場の授業を届けに行きます。


【授業での役割】
・キャスト(20~30名程度)
高校生とキャスト1名が小さな輪を作って、高校生の将来の夢や自分の理想像などについて約2時間語り合います。
一人一人が自分自身と向き合える空間をキャストが作り出すことで、彼らが数年後、数十年後の自分を想像、展望する機会になります。
「私がやりたいことはなんだろう?」
「夢はあるけれど、何を始めればいいのか分からない・・・。」
そんな高校生が抱え込む悩みを取り除いて、努力の方向性を明白にします。


・先輩の話(7~8名程度)
それぞれキャストが大切にしている価値観を、自身の高校時代などの体験を交えて紙芝居形式で高校生の心に訴えかけます。
先輩達が色々な挫折を乗り越えようとした等身大のドラマが、高校生の視野を広げ今後の目標を発見するきっかけになります。


【学生リーダーより】
こうべカタリ場舞子高校企画でPMとして務めさせて頂きます、ゆーじろーです。
僕は、改めて自分の好きなことや、やってみたいことついて考えることで、高校生なりのエネルギーの方向性というものを見出して欲しいと思っています。
たくさんの可能性を秘めた高校生活は二度とかえってくることはありません。
僕たちは高校生の新たな出発点となるような授業を届けてみせます。


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2015年12月18日(金)に兵庫県立舞子高等学校にてカタリ場を実施しました。


【企画のねらい】
高校生に、今の自分と改めて向き合うような機会にして欲しいと思い今回のカタリ場を実施しました。
大学生の先輩たちが高校生の本音を引き出し、理想の自分を見つめ直す機会を作ることで、高校生の背中を後押しします。


【当日の様子】
当日は、50人近くの大学生が舞子高校へカタリ場を届けに行きました。
体育館の入り口から入り込んでくる高校生を、大学生が元気に誘導して、大学生1人と高校生約8人の班を、体育館に次々と作っていきました。


グループができたところから授業がスタートします!


他愛もない会話を先輩とすることにより、緊張していた高校生の顔に少しずつ笑顔が見え始めました。
先輩の話では、8人の先輩が人生の経験したことや考えてきたことを目の前の高校生に熱く語ってくれました。


受験の話や、部活の話、人間関係の話。
テーマや伝えたいことは先輩によって異なりましたが、それぞれの想いを高校生に伝えてくれました。


「先輩の話」を聴いた後は
班の先輩の元に戻り、「座談会」「まとめのワーク」に入りました。


「座談会」、「まとめのワーク」では、高校生は今の自分と一生懸命向き合い、これからどんなふうに生きていこうかなと考えている様子がうかがわれました。
思い悩む高校生もいましたが、大学生の先輩たちが優しく寄り添ってくれていました。


【最後に】
身近な友人や、保護者、先生などとは違う、高校生にとって少し先輩の大学生と話したことは貴重な経験になったのではないでしょうか。
これから人生の中で悩んでしまうことは沢山あるかもしれません。しかし、今回のカタリ場を思い出して、人生の糧になってくれていたらなと思います。


とても短い2時間半というカタリ場の授業でしたが、
これからの高校生活が、より実りあるものになるよう、大学生一同応援しています!




プロジェクトマネージャー:ゆーじろー
コアスタッフ:このみん、キタバ