【実施報告】10/8大阪府立西寝屋川高校カタリ場企画~晃~

2015年10月8日(木)に大阪府立西寝屋川高校にてカタリ場を実施します。
企画当日は約35名のボランティアスタッフで西寝屋川高校の高校生にカタリ場の授業を届けに行きます。


【授業での役割】
・キャスト(20~30名程度)
高校生 7~8 名に対し、キャスト 1 名でグループを組み、高校生自身の将来の夢ややりたいこと、興味がある分野などについて約2時間語り合います。
高校生にとっては今の自分を振り返る機会となり、 自分の将来と向き合う時間になります。
「将来何がやりたんだろう?」「今何をしたらいいのか分からない。」そんな高校生の背中を押し、将来に対して一歩踏み出すことをサポートする役割です。


・先輩の話(6~8名程度)
ボランティアスタッフ自身の高校時代の体験や、大学等で打ち込んでいること、大切だと思う価値観などを、約15分の紙芝居形式で高校生に語りかけます。
等身大の体験を語ることで共感が生まれ、高校生にとって身近なサンプルとなります。
高校生の視野を広げ、自分自身について考えるきっかけを作ること。あなたの体験が高校生にとって将来に目を向ける機会になります。


【学生リーダーより】
みなさん、こんにちは。
関西カタリ場西寝屋川高校企画でPMを務めさせていただきます、ちほです。
私は、西寝屋川高校の生徒さんに寄り添いながら一緒に悩んで考えて、今と将来にわくわくしたいと思っています。
みなさんは悩みがあるとき、一人で考えてもなかなか答えが見つからず、苦しい思いをしたことはありませんか?


私は高校生の時や大学生になった今でも、いっぱい悩んで誰にも相談できずに一人で考え込んでしまう時があります。
でもそんな時、私の話を聞いてくれたり、一緒に悩んで考えてくれたりしてくれる人がいて。
その人たちのおかげで私は気持ちがすーっと軽くなって、頑張ろうって前向きな気持ちになれます。


今の高校生の中には、学校が楽しくなかったり、頑張りたいことが見つからなかったり、友人関係に悩んでいたり、色々なおもいを持った子たちがいます。
大学生が寄り添いながら話を聞くことで、私たちはすべての高校生に前向きな一歩を踏み出すきっかけを提供したいと思っています。
そして今と将来へのわくわくした気持ちを届けに行きたいです。


学生リーダー ちほ


——————————————————————————


2015年10月8日(木)に大阪府立西寝屋川高校でカタリ場を実施しました。


【企画の狙い】


キラキラ輝く今と将来を。


大学生との対話を通して、今当たり前のようにある環境や周囲の人々の大切さに気付き、毎日を大切に生きてほしい。
また、「自分の努力次第で自分の将来を変えることはできる。」という思いをもって将来に対して前向きな気持ちになってほしい。
そして「将来なりたい自分」を考えそれを達成するために努力することで、明るい未来を想像し毎日をわくわくして過ごせるのではないか、と考えました。


高校生が大学生と一緒に自身の今や将来を考えることで、自分たちのこれからがキラキラと輝くものになるきっかけになってほしい、そういう想いをもってカタリ場を届けました。


【当日の様子】


企画当日は44名のボランティアスタッフが西寝屋川高校に集まり、カタリ場の授業を届けました。


音楽と同時に、少し不安げな様子の高校生が入場してきました。
大学生一人に対し高校生は8~10人で班を作り、班ができたところから円になって座り、自己紹介が始まりました。
始めは高校生も大学生もお互いに緊張した様子でしたが、授業が進むにつれてその緊張も徐々に解けていきました。


IMG_8148


「先輩の話」では、8人の先輩が話をしました。
話の内容は人それぞれでしたが、先輩はそれぞれ自分の人生の経験から得た事をもとに高校生へ全力でメッセージを伝えていました。
高校生はそんな先輩の姿を見、先輩の話を引き込まれるように聞いている姿が印象的でした。


IMG_8124


「先輩の話」が終わると、最初の班の先輩のところに戻って、「座談会」「まとめのワーク」の時間に入りました。
先輩の話を聞いて感銘を受けたのか、導入のときとは少し違った、今の自分や将来の夢について考え、自分と向き合い始めた高校生。
その高校生に寄り添い、一緒に考え、悩み、正面から必死に向き合おうする大学生。
あの大きな体育館の中で、年齢、性別、出身地、その他さまざまな違いを超えて高校生と大学生がひとつになった、そんな風に私は感じました。


そして授業の最後に将来に向けての目標を達成するための「約束」を結びました。


西寝屋川高校でのカタリ場が、高校生が明るい未来に向かって一歩踏み出すきっかけになることを祈っています。


IMG_8183




プロジェクトマネージャー ちほ
コアスタッフ ゆうすけ さき