【実施報告】10/28京都府立乙訓高校カタリ場企画~funでinteresting~

2015年10月28日(水)に京都府立乙訓高校にてカタリ場を実施します。
企画当日は約35名のボランティアスタッフで乙訓高校の高校生にカタリ場の授業を届けに行きます。


【授業での役割】
・キャスト(20~30名程度)
高校生 7~8 名に対し、キャスト 1 名でグループを組み、高校生自身の将来の夢ややりたいこと、興味がある分野などについて約2時間語り合います。
高校生にとっては今の自分を振り返る機会となり、 自分の将来と向き合う時間になります。
「将来何がやりたんだろう?」「今何をしたらいいのか分からない。」そんな高校生の背中を押し、将来に対して一歩踏み出すことをサポートする役割です。


・先輩の話(6~8名程度)
ボランティアスタッフ自身の高校時代の体験や、大学等で打ち込んでいること、大切だと思う価値観などを、約15分の紙芝居形式で高校生に語りかけます。
等身大の体験を語ることで共感が生まれ、高校生にとって身近なサンプルとなります。
高校生の視野を広げ、自分自身について考えるきっかけを作ること。あなたの体験が高校生にとって将来に目を向ける機会になります。


【学生リーダーより】
こんにちは。乙訓高校企画の学生リーダーを務めさせていただくこまちです。
私のモットーは「皆で面白いことをして、誰よりも自分が楽しむこと」です。


面白いとはどのような感情でしょうか?
私の「面白い」の定義は「Funの中でInterestingなことを得る」です。


ただ楽しいだけで終わるのではなくて、その中に発見や気づきがある状態が「面白い」だと考えています。
「面白い」ことをするためには、他者と協力し主体的に行動することが不可欠です。
人生を自分の考え方と行動で切り拓いていくことで、本当に価値のある人生を送ることができるのではないでしょうか?


私はこのカタリ場を、高校生が多様な価値観に触れ、自分自身のことや将来の事を真剣に考えられるような場にしたいです。
そして、自分への可能性に気づき、主体的に一歩踏み出すきっかけを掴めるような企画にします。


学生リーダー こまち




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2015年10月28日(水)に京都府立乙訓高校でカタリ場を実施しました。


【企画のねらい】


高校生と大学生にとって、FUNでINTERESTINGな空間を創る。


私たちは乙訓高校の生徒に、自分の力で未来を切り拓くことの大切さを知って欲しいと考えました。
多様な価値観を知ることで、自分の価値観について考えてほしい。
理想像を描くことで、今何が出来るか考えてほしい。
自分に自信を持って、自分の考え方と行動で未来を切り拓いてほしい。


高校生が大学生と一緒に自分自身のことや将来のことを考えることで、高校生が自分の軸や理想像を明確にし、主体的に行動するきっかけにしてほしいという想いでカタリ場を実施しました。


【当日の様子】


企画当日は約40名のボランティアスタッフが、乙訓高校に集まり、カタリ場の授業を届けました。


授業が始まり、大学生の歓迎をうけて期待と不安の入り混じった面持ちの高校生が体育館に入場してきました。
大学生1人に対し高校生は7~8人で班を作り、班が出来たところから自己紹介が始まりました。


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「先輩の話」では、6人の先輩が話をしました。
先輩はそれぞれ自分の人生の経験から得たことを基に、現在何を自分の軸や理想像として生きているかを伝えました。6人それぞれが自分の想いや高校生に向けてのメッセージを全力で伝えてくれました。高校生が先輩の話を真剣な面持ちで聞いている様子が印象的でした。


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「先輩の話」が終わると、最初の班の先輩のところに戻って、「座談会」「まとめのワーク」の時間に入りました。
先輩の話を聞いて感じたこと、今や将来について班の先輩と話をしていました。
導入とは少し違い落ち着いた雰囲気の中で、高校生は自分自身や将来の事について、大学生と一緒に考えていました。


高校生は授業の終わりに、将来に向けて目標を達成するため、自分自身との「約束」を結びました。
授業が終わり、高校生も大学生も名残惜しそうな様子でしたが、最初に入ってきたときとは違った、満足気な表情で部屋を後にした高校生の姿が印象的でした。


乙訓高校でのカタリ場の授業は自分自身のことや、将来の目標について考え直すきっかけになったのではないかと思います。
今後もたくさんの人と関わる中で多様な価値観に触れ、自分の考え方と行動で未来を切り拓いていってほしいと願っています。


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プロジェクトマネージャー こまち
コアスタッフ つぇっぷ、かな