【実施報告】10/22大阪府立豊島高校カタリ場企画~カラフルな今とキラキラ輝く未来を~

2015年10月22日(木)に大阪府立豊島高校にてカタリ場を実施します。
企画当日は約50名のボランティアスタッフで豊島高校の高校生にカタリ場の授業を届けに行きます。


【授業での役割】
・キャスト(30~40名程度)
高校生 8~9 名に対し、キャスト 1 名でグループを組み、高校生自身の将来の夢ややりたいこと、興味がある分野などについて約2時間語り合います。
高校生にとっては今の自分を振り返る機会となり、 自分の将来と向き合う時間になります。
「将来何がやりたんだろう?」「今何をしたらいいのか分からない。」そんな高校生の背中を押し、将来に対して一歩踏み出すことをサポートする役割です。


・先輩の話(8~10名程度)
ボランティアスタッフ自身の高校時代の体験や、大学等で打ち込んでいること、大切だと思う価値観などを、約15分の紙芝居形式で高校生に語りかけます。
等身大の体験を語ることで共感が生まれ、高校生にとって身近なサンプルとなります。
高校生の視野を広げ、自分自身について考えるきっかけを作ること。あなたの体験が高校生にとって将来に目を向ける機会になります。


【学生リーダーより】
こんにちは。大阪府立豊島高校企画で副リーダーを務めております、みりです。


豊島高校企画本部は両方とも初めての本部スタッフで構成されています。それに加え私は、カタリ場自体の経験も少なかったので、企画を進めていく中で悩みも多く、初めはなにがなんだかわからない状態で右往左往としていました。


そんなとき、カタリ場を通して出会えた先輩や友人たちが悩みを聞いてくれ、支えとなってくれました。一つ一つ問題を一緒に乗り越えて、企画を進めていくことができています。


私は、まさに私が今カタリ場を通して出会えた絆や感じることができた思いを、高校生たちにも届けたいと思います。
悩んでもがいたその先にはきっと、キラキラの笑顔で笑えている自分がいるはず。
隣を見ればきっと、一緒に笑ってくれている仲間がいるはず。
そんな些細だけれど大切なことに気づいてほしい。高校生たちが今と未来にわくわくできるような空間を届けにいきます。


学生副リーダー みり




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【企画のねらい】


「カラフルな今とキラキラ輝く未来を」


高校生たちの「今」ってきっとカラフルなんだろうなと思いました。
部活でレギュラーになれて喜んだり、テストで悪い点数をとってしまって落ちこんだり。
それから恋したり、友達と喧嘩したり、誰にも言えないような悩みを抱えていたり。


たしかに大学生である私たちの「今」もカラフルだけれど、やっぱり高校生の「今」とはどこか違うんです。
彼らの「今」はとっても尊いものなんだと感じて大切にしてほしい。


そしてこれから、もしかしたら今もうすでに遭遇している困難を乗り越えて、一歩一歩少しずつ成長してほしい。
その先にはきっと自信に満ちたキラキラ輝く自分がいるはず。
高校生たちとわくわく希望に満ちた将来への計画を少しでも一緒に考えることができたらいいなと思い、カタリ場を届けました。


【当日の様子】


企画当日は約30名のボランティアスタッフが豊島高校に集まり、カタリ場を届けました。


体育館に整列して少し不安げな表情の高校生のもとへ、音楽と同時に大学生が笑顔で誘導し班を作りました。
班は大学生一人に対し高校生は12~13人構成で、班ができたところから円になって座り、自己紹介が始まりました。


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はじめは表情がこわばっていた高校生たちも、笑顔で話す大学生と接して、徐々に打ち解けているようでした。


「先輩の話」では6人の先輩たちが話をしました。
先輩たちはそれぞれ自分を取り繕わず、挫折しながらも一所懸命がんばっている自身の姿をありのまま熱く高校生たちに語りかけました。


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「先輩の話」が終わると、最初の班の先輩のところに戻って、「座談会」「まとめのワーク」時間に入りました。
熱い先輩たちの話が高校生の心を震わせたのか、最初に自己紹介した時の高校生たちとは雰囲気が変わっていました。


自分は今、頑張れているのか。自分の将来はどうなるのか。
先輩たちみたいに挫折せず、立ち向かっていけるのか。


高校生たちは素直な悩みや不安を話してくれました。
それに、各班の先輩たちは否定せず、自身の経験からアドバイスしたり、一緒に悩んで考えました。


高校生は授業の終わりに、将来に向けて目標達成するための「約束」を結びました。
自分と私たち先輩との約束を真剣に考えている姿はとても印象的でした。
豊島高校でのカタリ場が、高校生たちが自分に自信を持ってキラキラと輝くような今と将来を築くきっかけになるよう祈っています。




プロジェクトマネージャー トミー
コアスタッフ みり