【実施報告】10/1京都府立洛水高校カタリ場企画~Ambition~

2015年10月1日(木)に京都府立洛水高校にてカタリ場を実施します。
企画当日は約35名のボランティアスタッフで洛水高校の高校生にカタリ場の授業を届けに行きます。


【授業での役割】
・キャスト(20~30名程度)
高校生 7~8 名に対し、キャスト 1 名でグループを組み、高校生自身の将来の夢ややりたいこと、興味がある分野などについて約2時間語り合います。
高校生にとっては今の自分を振り返る機会となり、 自分の将来と向き合う時間になります。
「将来何がやりたんだろう?」「今何をしたらいいのか分からない。」そんな高校生の背中を押し、将来に対して一歩踏み出すことをサポートする役割です。


・先輩の話(6~8名程度)
ボランティアスタッフ自身の高校時代の体験や、大学等で打ち込んでいること、大切だと思う価値観などを、約15分の紙芝居形式で高校生に語りかけます。
等身大の体験を語ることで共感が生まれ、高校生にとって身近なサンプルとなります。
高校生の視野を広げ、自分自身について考えるきっかけを作ること。あなたの体験が高校生にとって将来に目を向ける機会になります。


【学生リーダーより】
こんにちは。プロジェクトマネージャーのぴーねです。
私たちは、今回の企画を通して、自分はこれから何がしたいのか、将来に向かって何をしたらいいのか明確になっていない高校生に、なりたい自分の姿をイメージしてもらい、将来に向けて何か行動に移す意欲を高めてほしい。
自分の明日の姿を想い描いたり、理想の姿に近づくためにできることを探し着実に理想の姿に向かって積み重ねていってほしいと考えました。


学生リーダー ぴーね


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2015年10月1日(木)に京都府立洛水高校でカタリ場を実施しました。


【企画のねらい】


今回の企画のねらいは、高校生が自分の将来に対して期待し、それを前向きに捉えられているようにすることでした。
私たちは、高校生が前向きに自分の道を切り開いていけるような空間を創りたいという気持ちでカタリバを届けました。


【当日の様子】


企画当日は34名のボランティアスタッフが洛水高校に集まり、カタリ場の授業を届けました。
体育館に音楽が流れ、体育館の扉が開いたとき、何が始まるのかと戸惑った表情を浮かべながらも高校生が体育館に入ってきました。
しかし、先輩と高校生が声を掛け合いながら、班作りをしていくうちに、徐々に高校生の表情が柔らかくなり、笑顔いっぱいになっていきました。


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「先輩の話」では、先輩6名が今まで生きてきた中で経験したことや考えてきたことを語りました。


受験の話、部活の話、家族の話。
テーマは先輩によって異なりましたが、それぞれの想いを元に高校生に熱いメッセージを伝えました


「先輩の話」を聴いた後は
班の先輩の元へと戻り、「座談会」「まとめのワーク」に入りました。


「先輩の話」を聞いた高校生は、様々なことを考えていました。
それをキッカケに自分と向き合い始めた高校生。
班の先輩と話したり、ワークシートに書き込んでいったりと今までの自分のことを振り返り、また、これからどんな風に生きていきたいかを考えていました。


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思い悩む高校生もいましたが、班の先輩が一緒に考え、寄り添う姿をみて、前向きにこれからのことを考えようとしていました。
班の先輩と一緒に前向きに将来のことを考える高校生の姿が今でもこの目に焼き付いています。


今回、先輩が高校生の背中を押して、高校生が前向きに将来を考えられるような空間を創りたいと思い、カタリバを届けました。
これから先の人生、悩むこともあると思いますが、高校生にとって一歩踏み出すキッカケになっていれば嬉しく思います。


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プロジェクトマネージャー:ぴーね
コアスタッフ:たけし、ネオ、そのぴ