【実施報告】6/4神戸市立須磨翔風高校カタリ場企画
~Will〈自分の意志を持とう〉~

2014年6月4日(水)神戸市立須磨翔風高校にてカタリ場を実施しました。


【企画のねらい】
今回の企画テーマは、「Will ~自分の意志を持とう~」。


入学してすぐに次の進路のことを考えるのは難しいが、このカタリ場の授業を通して、自分と向き合い、自分自身の意志で将来へと動き始めてほしい。


授業前は、将来に対して、期待よりも不安のほう大きかった高校生が、
授業後には、将来やりたいことをイメージし、ワクワクしている状態になってほしい。
そう想いを込めて、この企画テーマにしました。


10442514_764597993585628_8867807651240800585_n


【当日の様子】
企画当日は55名のボランティアスタッフが集まり、須磨翔風高校の生徒さんにカタリ場の授業を届けました。


2014年6月4日13:25。
須磨翔風高校でのカタリ場は、生徒さんが体育館に入場し、授業がスタートしました。


体育館に沢山の大学生が待っているため、緊張してなかなか体育館に入ってこれない高校生や、入口にいる大学生とハイタッチして楽しんでいる高校生。
元気な声で高校生に話しかけ、班を次々に作り、緊張をほぐすために、色々な工夫をしてくれたキャスト。


「先輩の話」では、10名のキャストが紙芝居を行いました。
一度は諦めそうになった夢に、もう一度挑戦しているという話や、
ある人との出会いから、なりたい自分はどんな人なのかを考える話など、自分の経験から伝えたいメッセージを15分間で高校生に全力で語りました。


多くの高校生は「先輩の話」に刺激を受け、
「先輩の話に共感した。」
「悩んでいるのは自分だけではないのだと思った。」
「この先輩だけではなくて、もっと他の人の話を聴きたいと思った。」
という声が上がっていました。


10405261_764593843586043_1776000061848476709_n


「座談会」では、ワークシートを使用し、高校生と今の自分自身についてや、これからしてみたいことなど班内で話し合いました。
一人一人と向き合い、寄り添うキャストの姿勢を見て、「ちょっとこの先輩に話ししてみようかなという高校生もいたのではなかと思います。


語る生徒は十人十色、語る私も十人十色。
一歩先を行く先輩の生き方を知ったり、考え方に触れたりすることで視野が広がり、何か変わるきっかけになったのではないかと思います。


「たった2時間のカタリ場の授業」が、何年後かに「あのカタリ場の授業が自分を変えるキッカケに繋がった。」と高校生に言ってもらえるような企画になっていてほしいと思います。


プロジェクトマネージャー こーしん
コアスタッフ ぴーね・こーへい・あやか