【実施報告】3/4兵庫県立有馬高校カタリ場企画
~自分に素直に~

2015年3月4日(水)に兵庫県立有馬高校にてカタリ場を実施します。
企画当日は約50名のボランティアスタッフで有馬高校の高校生にカタリ場の授業を届けに行きます。


【授業での役割】
・キャスト(30~40名程度)
高校生 7~8 名に対し、キャスト 1 名でグループを組み、高校生自身の将来の夢ややりたいこと、興味がある分野などについて約2時間語り合います。
高校生にとっては今の自分を振り返る機会となり、 自分の将来と向き合う時間になります。
「将来何がやりたんだろう?」「今何をしたらいいのか分からない。」そんな高校生の背中を押し、将来に対して一歩踏み出すことをサポートする役割です。


・先輩の話(8~10名程度)
ボランティアスタッフ自身の高校時代の体験や、大学等で打ち込んでいること、大切だと思う価値観などを、約15分の紙芝居形式で高校生に語りかけます。
等身大の体験を語ることで共感が生まれ、高校生にとって身近なサンプルとなります。
高校生の視野を広げ、自分自身について考えるきっかけを作ること。あなたの体験が高校生にとって将来に目を向ける機会になります。


【学生リーダーから】
こんにちは!学生リーダーのあやかです!
私が高校生に伝えたいことは「自分に素直になろう」ということです。
何が好きで、何を大切にしていて、何を信じているのか。
それを生徒一人ひとりがしっかり自分自身に向き合って考えてほしいなと思っています。周りの人に惑われ、周りの人の目なんて気にしないで、がむしゃらに取り組める「何か」を見つけ、それに向かって走り続けてほしいと思っています。
学生リーダー あやか


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2015年3月4日(水)に兵庫県立有馬高校でカタリ場を実施しました。


【企画のねらい】


今回の企画のねらいは、「自分でもできる」「自分でも変われる」という認識を高校生に持ってもらい、将来に対して自分の意志で一歩踏み出してほしいというところにありました。
そのために、人生の一歩前を歩く先輩の話を聞いたり、同じ世代を歩く先輩に話を聞いてもらったりして、「自分の好きなこと・ゆずれないことってなんだろう」「将来に向けて今から自分ができることってなんだろう」を考えてほしい。
周りの意見に合わせるじゃなく、自分の意見を発信できるようになってほしい。
そして、自分自身に自信を持ち、将来について考えてほしい。
そんな想いからこの企画を実施しました。


【当日の様子】


企画当日は60名のボランティアスタッフが集まり、有馬高校の高校生にカタリ場の授業を届けました。


体育館に先輩が待機している中、続々と体育館に入場してくる高校生たち。
沢山の先輩に驚きを隠せない高校生に明るく元気に声をかける大学生。
気が付けば、体育館に沢山の班ができました。


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班作りをした後は、それぞれの班で自己紹介。
早い段階から班の先輩と打ち解けて、盛り上がっている高校生の姿が印象的でした。


「先輩の話」では、8名が紙芝居形式で自分の人生を語りました。
留学の話、自転車で旅をした話、 部活の話…色々な話をしました。
そんな先輩の話を真剣な眼差しで聞いている高校生。


「先輩の話」を聞いた後、班の先輩のところに戻ってきます。
少人数で先輩と話をして、普段話さないこと、友達や両親に言えないこと、色々話しました。なかなか自分の感情、想いを言葉にできなくてもやもやしている高校生もいました。


時間はあっという間に過ぎて、まとめのワーク、そして約束を結ぶ時間になります。
「先輩の話」を聞いて、班の先輩と話して
「自分が好きなことは何だろう。」
「何のために、勉強頑張っているんだろう。」
「何を大切に生きているんだろう。」等、考えたことを約束カードに書き、高校生は体育館を後にしました。


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有馬高校の高校生にとって今回のカタリ場は、
自分を見つめ直すきっかけになったのではないかと思います。
体育館の中に沢山できた班の一つ一つの中で温かい雰囲気が創られていて、
たった2時間という授業時間の中で、高校生一人一人が素直な自分を出せていたのではないかと思います。
そしてカタリ場が終わったあとも、自分に真っ直ぐ、周りに流されない「自分」を大切にしていってほしいです。
有馬高校生に「何か変わるキッカケ」を届けれていることを願っています。


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プロジェクトマネージャー あやか
コアスタッフ なみちゃん、ばんび、ひろと