2014年11月11日(火)兵庫県立夢野台高校にてカタリ場を実施しました。
【企画のねらい】
今回の企画テーマは、「Notice」。
生徒は、高校卒業後の進路を自分自身のこととして捉えられていないのではないか。
漠然と高校卒業後「大学に進学する」と思っていても、それは本当に自分の意思なのだろうか。
大学生と触れ合うことで、将来のことを身近に感じてほしい。
そして、高校卒業後の自分の姿をイメージし、高校卒業後に向かって、行動する意欲を高めてほしい。
カタリ場の授業を通して、生徒が自分自身と向き合い、自分の気持ちに「気付く」ことを目指しました。
【当日の様子】
企画当日は50名のボランティアスタッフが集まり、夢野台高校の高校生にカタリ場の授業を届けました。
夢野台高校でのカタリ場は、高校生が体育館に整列した状態から始まりました。
高校生の「これから何をするんだろう?」という不安と期待の表情。
最初は緊張していた高校生ですが、時間が経てば笑顔の輪で体育館が埋め尽くされていました。
自己紹介で近づいていく生徒とキャストの距離。
拍手で盛り上げる人、1人1人とじっくり話す人、班ごとの個性が次第に表れていきました。
「先輩の話」では、最初は興味を示していなかった生徒も、
本気で想いをぶつける先輩の話にどんどん引き込まれ、目の色が変わっていくのが分かりました。
あっと言う間の2時間。
それぞれの想いを、生徒に伝えることができたでしょうか。
生徒からの想いを、受け取ることができたでしょうか。
「カタリ場」に正解はありません。
自分で必死に考えて出した答えが正解であり、人それぞれ違っていいのだと思います。
今回のカタリ場の授業が、夢野台高校の高校生にとって、何か「気づき」を得るきっかけになっていれば幸いです。
プロジェクトマネージャー きゃなこ
コアスタッフ ぞえ