【実施報告】11/7兵庫県立北須磨高校カタリ場企画
~励む~

2014年11月7日(金)兵庫県立北須磨高校にてカタリ場を実施しました。


【企画のねらい】
今回の企画テーマは、「励む」。


カタリ場を通して、普段話す機会の少ない大学生と対話することによって、考え方を広げ、今の自分は何を頑張りたいのか具体的にイメージし、実際にイメージしたことに励んでもらうことを目指しました。


「進学したい」と漠然に考えるのではなく、「将来こんなことをしてみたい」と目標を立てることによって、実際に行動に移すことができるのではないかと考えました。


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【当日の様子】
企画当日は38名のボランティアスタッフが集まり、北須磨高校の高校生にカタリ場の授業を届けました。


2014年11月7日13:25。
北須磨高校でのカタリ場は、高校生が体育館に入場するところからスタートしました。


いつもとは違った光景に高校生は、すごく緊張して、戸惑っていました。
そんな高校生に「こんにちはー」と話かけて次々に班を作るキャスト。
体育館の中に沢山の班ができ、会ったばかりにも関わらず、打ち解けて楽しそうな声が聞こえ、笑顔が見られました。


「先輩の話」では、8名のキャストが紙芝居を行いました。
アルバイト先の先輩の一言から、周りの人たちの大切さを知った話、
友達に恩返しするために生徒会長になった話や、
そんな経験を通して、今、大切にしたいと思っている価値観。


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多くの高校生は「先輩の話」に刺激を受け、
「自分とは違う、あんな生き方もあるのだと思った。」
「悩んでいるのは自分だけではないのだと思った。」
「自分も先輩みたいになりたいと思った。」
という声が上がっていました。


「座談会」では、先輩の話を聞いて自分自身のことについて向き合う高校生の姿が見られました。
ワークシートに書き込んだり、班の先輩に自分自身について話す高校生。
高校生の話を聞いて、一緒になって考えるキャスト。


そんなキャストの姿勢をうけて、高校生は、少しずつ自分のことを打ち明けてくれるようになりました。
このように、最後まで寄り添い続けるキャストがいるから
自分のことを受け入れてくれる人の存在に気付けたのではないでしょうか。


一歩先を行く先輩の生き方を知ったり、考え方に触れたりすることで視野が広がり、
「色んな選択肢が増えた!やりたいことをイメージできた!」と思い、
そして、「イメージしたことを行動に移してみたい!」と感じてくれたのではないかと思います。


今回のカタリ場が、北須磨高校の高校生にとって、
「励む」何かを見つけるきっかけになっていれば、とても嬉しいです。


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プロジェクトマネージャー ひろと
コアスタッフ みくちゃん