【実施報告】10/14京都府立紫野高校カタリ場企画
~Steady~

2014年10月14日(火)京都府立紫野高校にてカタリ場を実施しました。


【企画のねらい】
今回の企画テーマは、「Steady」。


自分は何をしたらいいのか、自分は何がしたいのか明確になっていない高校生に、
なりたい自分の姿をイメージしてもらい、将来に向けて何か行動に移す意欲を高めてほしい。


そこで今回のカタリ場の授業を通して、大学生と価値観を交錯させることにより、
「自分はどうなりたいか」そして「そのためにはどうすればよいか」を大学生と一緒に考えたい。
そして授業が終わってからも、高校生は理想の自分に近づくためにできること探し続け、それを着実に積み重ねていってほしいと考えました。


【当日の様子】
企画当日は42名のボランティアスタッフが集まり、紫野高校の高校生にカタリ場の授業を届けました。


2014年10月14日10:00。
紫野高校でのカタリ場は、体育館でキャストが待機しているところに、
高校生が一斉に体育館に入場し、スタートしました。


「みんなおはよう!カタリ場へようこそ!」
キャストの人数とその熱量に圧倒され、恐る恐る体育館に入場してきた高校生。
大勢のキャストに高校生が少し戸惑っている姿も見られましたが、
キャストの誘導によってグループを作り、打ち解けることができました。


司会の挨拶が終わり、班ごとでの自己紹介の時間では、趣味や普段の学校生活の話題で盛り上がり、
高校生やキャストの笑顔がたくさん見られました。


「先輩の話」では、8名のキャストが紙芝居を行いました。
挑戦することで自分の新たな一面を発見出来た話や、
自分の本音を打ち明けることで人生が楽しくなった話、
そんな経験を通して、今、大切にしたいと思っている価値観。


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多くの高校生は「先輩の話」に刺激を受け、
「自分とは違う、あんな生き方もあるのだと思った。」
「自分もあんな風に生きたい。」
「この先輩だけではなくて、もっと他の人の話を聴きたい。」
という声が上がっていました。


「先輩の話」を聞いて帰ってきた後の「座談会」の時間では高校生は
とても真面目な表情でキャストと語り合っていて、授業開始時のにぎやかさがまるで嘘のようでした。


自分のことや将来のことを一生懸命考えたり、話したりしている高校生。
それに応えようと、高校生に真剣に向き合おうとするキャスト。
そんなキャストの姿勢をうけて、高校生は、少しずつ自分のことを打ち明けてくれるようになりました。


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一歩先を行く先輩の生き方を知ったり、考え方に触れたりすることで視野が広がり、
「将来こんなことしてみたいかも」「夢を叶えるために今日から何か始めよう。」
そんなことを感じてくれたのではないかと思います。


今回のカタリ場が、紫野高校の高校生にとって、
「なりたい自分に近づくために、今日から何か頑張ろう」と思えるきっかけになっていれば、とても嬉しいです。
そして、カタリ場の授業後も自分の目標を達成するために、小さな努力を積み重ねていってほしいと思います。


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プロジェクトマネージャー こーしん
コアスタッフ ばんび