【実施報告】1月30日神戸市立摩耶兵庫高校カタリ場企画


2019年1月30日(水)に神戸市立摩耶兵庫高校にてカタリ場を実施しました。

 

■企画のねらい



自分の可能性を広げ、なりたい自分について考えてほしい。将来に期待や希望を持ってほしい。
そんな願いを込めて、私達は摩耶兵庫高校に赴きました。

自分が何に悩み、何をやってる時が楽しく、これから何をしていきたいのか。
自分自身について認識し、将来のことを前向きに考えるきっかけをつくりたい。
そんな想いでカタリ場を実施しました。

■当日の様子




当日は、約110名の高校生に対して28名の大学生が摩耶兵庫高校体育館に集まり、カタリバの授業を届けました。
「こんにちはー!」と私たちスタッフが入室した時は、初対面の大学生に驚き、緊張していた様子でしたが、大学生と班を作り、自己紹介を始めた頃には笑顔で話をしてくれました。

「先輩の話」では、5人の大学生が自らの経験についての紙芝居をしました。
それぞれの先輩が、あらゆる経験を通して見つけた大切にしたいことや、どのようにして困難を乗り越えてきたのかを語りました。

「先輩の話」が終わると、班の先輩のところに戻って「座談会」の時間が始まります。今までの自分や自分の興味について考える時間です。

生徒たちは班の先輩と一緒に、自分と真剣に向き合ってくれました。
なかなか大学生に心を開いてくれなかった生徒さんも、親身になって話を聞く大学生に対し、少しずつ心を開いて本音を話してくれました。

・将来にむけて何をすればいいか分からない
・これからの高校生活を頑張りたい
・やりたいことはあるけれど諦めている

様々な背景や悩みを抱える生徒さんたちが、自分自身の悩みを少しずつ打ち明けてくれました。

カタリ場が摩耶兵庫高校生にとって、今まで話したことがない悩みや不安を班内で共有し、これまでやこれからの自分自身について考える場になったのではないかと思います。

この2時間が、自分の将来を前向きに捉えるきっかけになっていれば嬉しいです。

カタリ場を終えた摩耶兵庫高校1年生の皆さんが、自分自身について見つめなおし、これからの高校生活やその先に待っている未来に希望を持って進んでいけるよう、スタッフ一同、願っています。

PM かれん
コア りりな そういちろう