2017年1月11日(水)京都府立北桑田高校にてカタリ場を実施しました。
【企画のねらい】
『自分に自信を持ってほしい』
あなた自身が自信を持って言える、誇れるものはありますか?
日々の生活の中で私たちは、将来のこと友達のことなど、たくさんのことを考えて生活しています。
私たちは高校生が大学生との対話を通じて、これまでの高校生活について自分自身を見つめ直してほ
しいと思っています。
高校生が大学生と話す中で、自分について考え、自分の軸を明確にすることで、高校生に自信を持っ
て将来のことについて考えてもらいたいと思い、実施しました。
【当日の様子】
企画当日は約20名のボランティアスタッフが北桑田高校に集まり、カタリ場の授業を届けました。
音楽が体育館に響き渡ると同時に、高校生が体育館に入ってきました。しかし、高校生の表情は、
カタリ場に興味がなさそうな様子でした。
大学生1人と高校生5~6人で班を作り、お互いの自己紹介を始めます。
始め高校生は緊張した様子でしたが、話をしていくうちに、お互い緊張が解け、大学生と高校生の壁
が少し無くなったように感じました。
「先輩の話」では、4人の先輩が話をしました。
先輩はそれぞれ自分の人生の経験から、どのようにして自分の価値観や考え方が変わったのかを紙
芝居で生徒に伝えました。
「先輩の話」が終わると、最初の班の先輩のところに戻って、「座談会」が始まりました。
班の先輩と高校生が真剣に向き合うことで、高校生が「今の自分」について思っていることなどを、
高校生は班の先輩に打ち明けていました。
そして最後の「まとめのワーク」が始まりました。
今後の高校生活をどう過ごしていくのか、ここまでで振り返った自分は将来何をしたいのかを真剣に
考えている様子でした。進路が決まっている生徒も決まっていない生徒も、明日からできることを
班の先輩と約束し、高校生たちは先輩にこれから頑張っていきたいと笑顔で話していました。
【最後に】
カタリ場ではたった2時間しか高校生と語り合う時間がありません。しかし、たった2時間の中で
高校生が大学生と一緒に過ごし、先輩と話す中で、新しい視野が生まれ、自分を見つめ直すきっか
けになると思います。北桑田生一人一人のこれからの高校生活が充実し、きらきら輝いたものにな
るよう願っています。
プロジェクトマネージャー:げんげん
コアスタッフ :だにえる
コアスタッフ :とっちゃん