2023年5月31日(水)に兵庫県立長田商業高等学校にてカタリ場を実施しました。
▪企画のねらい
事前アンケートの結果から、兵庫県立長田商業高校の生徒達には
「他者との関わりを恐れている可能性がある」
「自分を肯定的に捉えられていない可能性がある」
「自分に目を向ける重要性に気づいていない可能性がある」
という課題があると推測しました。
そこで私たちは、
「対話を通して人との関わりや自分に向き合うことを前向きに捉え、
自分の中にある可能性を感じてほしい」
そんな想いを込めて、長田商業生にカタリ場の授業を届けに行きました。
▪当日の様子
「先輩の話」では、3人のスタッフが紙芝居方式で自分自身の経験や、
どのようにして悩みを乗り越えたのかについて話してくれました。
生徒達は自分とは異なった考えを知り、自分の気持ちと向き合うことの重要性にも気づけたように思います。
「座談会」では、対話を通して今の自分が抱えている感情や自身の性格についてスタッフと共に考えました。
生徒達が開示してくれている事柄の背景について生徒と共に目を向けたことで、
生徒自身でも気づけていない感情に気づくことが出来たのではないかと思います。
「まとめのワーク」では、座談会で考えたことを踏まえて、
生徒達と一緒にこれからの自分について考えました。
この時間を経て、生徒達が少しでも自身の中に可能性を見出せてくれていたら嬉しいです。
今回のカタリバを通して、長田商業高校の生徒の皆さんが少しでも人と話すことの楽しさや、
自分と向き合うことの大切さを知り、今の自分に可能性や自信を感じるきっかけになれたら嬉しいです。
プロジェクトマネージャー うみ
コアスタッフ ななみ まな