2023年7月10日(月)に神戸市立葺合高等学校にてカタリ場を実施しました。
▪企画のねらい
事前アンケートの結果から、神戸市立葺合高校の生徒達には
「具体的な目標をもてていない可能性」
「自己理解が浅い可能性」
「自分を表現することを恐れている可能性」
があると推測しました。
そこで私たちは、「自分を知り、やりたいことを見つけ、それらを恐れずに伝えられるようになって欲しい」
そんな想いを込めて、葺合高校1年生にカタリ場の授業を届けに行きました。
▪当日の様子
「先輩の話」
9人のスタッフが紙芝居形式で自分自身の経験やその経験から今大切にしていることについて話しました。
生徒達は真剣に話を聞いている様子でした。自分と似た経験や境遇、または異なる境遇の先輩の話を聞くことで新たな選択肢や解決法があることを知り、様々な考え方があることに気づくことができたのではないかと思います。
「座談会」
大学生スタッフや高校生同士での対話を通して、これまでを振り返り、自分の価値観や特性を認識し、共有することで自分や周りの考えを知る場としました。
班内で自分の大切なものについて共有することにより、なぜそれが大切なのかを言語化し、より深く理解することができたと思います。また、班内で意見を共有することで、自分の考えを他者に共有することへの恐怖心を和らげることができたと思います。
「まとめのワーク」
これまでの対話を踏まえ、高校生活で本当にやりたいことを書き出し、班内で共有しました。共有している時間は、生徒は目標を真剣に聞き、生徒同士でアドバイスし合う様子も見られました。共有後は、さらに個人で考えたり、大学生スタッフと話しあうことで、目標のために何をするか具体的に考えることができました。
生徒達が目標に向けて少しでも行動に移そうと思ってくれたら嬉しいです。
今回のカタリ場の授業が神戸市立葺合高等学校の生徒の皆さんにとって、
自分の本当にやりたいことを見つけ、一歩を踏み出すきっかけの場となっていたら嬉しいです。

プロジェクトマネージャー まな
コアスタッフ なみ ななみ
関西カタリ場では、共に中高生と対話し、心に火を灯す大学生スタッフを募集中です!
興味がある方は、説明会にご参加ください!お待ちしております!