2022年12月21日(水)に兵庫県立国際高等学校にてカタリ場を実施しました。
▪企画のねらい
事前アンケートの結果より、国際高校1年生には、
「自己理解が低い」
「卒業後の進路を考えることができていない」
「失敗を恐れて未来に後ろ向き」
という課題があると推測しました。
そこで私たちは、
「自分の現状や気持ちを自分で理解し、多様な視点でこれからの自分のことを考えられるようになってほしい、また、何事にも前向きに行動するようになって欲しい」
そんな想いをこめて、国際高校1年生にカタリ場の授業を届けに行きました。
▪当日の様子
感染症対策のため、スタッフは4日前から毎日の体調確認を行い、
当日はアルコール消毒の徹底、不織布マスクを着用して実施しています。
「先輩の話」では、5人のスタッフが紙芝居方式で自分自身の経験や、
その経験から今大切にしていることについて話しました。
先輩の話を聞く中で今後の高校卒業や高校卒業後のイメージを具体的に持って欲しいと思いそのきっかけ作りを目標に行いました。
生徒たちは真剣に聞いてくれていました。
「座談会」では、初対面の大学生の先輩だからこそ打ち明けられるよう悩みや不安を一緒に考え、
スタッフとの対話を通して自分自身について考える時間になってほしいと考え、進めていきました。
生徒は悩みや将来やりたいことなど色んなことを打ち明けて話してくれました。
「まとめのワーク」では、これまでの対話を通して
これからの高校生活や卒業後にどんな自分になりたいかをイメージし、
それを実現するために今の自分にどのようなことができるのかをスタッフと一緒に考え、
今後の具体的な目標を約束カードに記入しました。
生徒それぞれが頑張りたいことなどを話して記入してくれました。
明日以降のなりたい自分に向けて一歩を踏み出すきっかけとなっていれば嬉しいです。
今回のカタリ場の授業が、国際高校1年生のみなさんにとって自分と向き合い、
なりたい自分を想像し、
それに向けて積極的に行動し自分の将来に期待するきっかけとなれば嬉しいです。
プロジェクトマネージャー なっちゃん
コアスタッフ あんちゃん かっきー