【実施報告】11/11滋賀県立玉川高校カタリ場企画~夢の宅急便~

2015年11月11日(水)に滋賀県立玉川高校にてカタリ場を実施します。
企画当日は約40名のボランティアスタッフで玉川高校の高校生にカタリ場の授業を届けに行きます。


【授業での役割】
・キャスト(20~30名程度)
高校生 8~10 名に対し、キャスト 1 名でグループを組み、高校生自身の将来の夢ややりたいこと、興味がある分野などについて約2時間語り合います。
高校生にとっては今の自分を振り返る機会となり、 自分の将来と向き合う時間になります。
「将来何がやりたんだろう?」「今何をしたらいいのか分からない。」そんな高校生の背中を押し、将来に対して一歩踏み出すことをサポートする役割です。


・先輩の話(8~10名程度)
ボランティアスタッフ自身の高校時代の体験や、大学等で打ち込んでいること、大切だと思う価値観などを、約15分の紙芝居形式で高校生に語りかけます。
等身大の体験を語ることで共感が生まれ、高校生にとって身近なサンプルとなります。
高校生の視野を広げ、自分自身について考えるきっかけを作ること。あなたの体験が高校生にとって将来に目を向ける機会になります。


【学生リーダーより】
こんにちは。玉川高校企画でリーダーを務めています、まっつです。
玉川高校企画は滋賀県で唯一の現場となっており、滋賀県に在住するスタッフにとっては運命のような、何か特別なものを感じます。
玉川高校企画本部は全員が初めての企画本部で構成されいます。
慣れない作業を毎日進める中で本部の一体感もでてきて、お互いできることを一生懸命取り組んでいます。
また、準備が進むにつれ、本番に向けてのワクワクやドキドキも増してきました。


そんな玉川高校企画の企画コンセプトは「夢の宅急便」です。
僕たちカタリ場スタッフは、カタリ場という2時間の授業時間を通じて高校生に全力で向き合い、キッカケを与えれるよう努力します。
カタリ場の授業で考えや意識が変わった生徒にとって、人生のターニングポイントになるのはカタリ場の授業だと思います。


誰かの言いなりで自分の人生を決めたり、自分には無理だとあきらめたりしないで欲しい。自分のやりたいことには失敗してもいいから挑戦してほしい。
だからこそ、玉川高校生に向かって全力でキッカケを届けたい。そして2時間の授業が終わるころには生徒が夢や希望に満ち溢れていて欲しい。そんな想いを込めて企画コンセプトを「夢の宅急便」と設定しました。


責任をもって高校生にカタリ場という授業時間に夢や希望を届けたいと思っています。
玉川高校生に夢を、希望を叶えるキッカケを届けます。


学生リーダー まっつ


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2015年11月11日(水)に滋賀県立玉川高校にてカタリ場を実施しました。


【企画のねらい】


高校生に夢や希望を与えて、アクションを起こせるきっかけを届ける。
そんな思いを込めて、企画コンセプトを「夢の宅急便」としました。


日常生活では友達に話しにくいような真面目な話や、先生に言えないような自分の描く将来像を
少しでも生徒から引き出して、生徒のやりたいことを応援したい。諦めずに挑戦してほしい。
と願い企画を作りました。


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【当日の様子】


当日は、30人近くの大学生や社会人で玉川高校へカタリ場を届けに行きました。軽快な音楽とともに先輩たちが元気よく入場。そこから先輩はは高校生と13人程度のグループを作っていきました。


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グループができたところから自己紹介スタート。
他愛もない会話を先輩とすることにより、緊張していた高校生の顔に少しずつ笑顔が見え始めました。


先輩の話では、7人の先輩が今まで生きてきた中で経験したことや考えてきたことを語りました。


受験の話や、部活の話、人間関係の話。
テーマや伝えたいことは先輩によって異なりましたが、それぞれの想いを元に高校生に熱いメッセージを伝えました。


「先輩の話」を聴いた後は
班の先輩の元へと戻り、「座談会」「まとめのワーク」に入りました。


「先輩の話」を聞いた高校生は、それをきっかけに自分と向き合い、様々なことを考えていました。
班の先輩と話したり、ワークシートに書き込んでいったりと今までの自分のことを振り返り、また、これからどんな風に生きていきたいかを考えていました。


思い悩む高校生もいましたが、班の先輩が一緒に考え、寄り添う姿をみて、前向きにこれからのことを考えようとしていました。
班の先輩と一緒に前向きに将来のことを考える高校生の姿が今でもこの目に焼き付いています。


今回、先輩が高校生の背中を押して、高校生が前向きに将来を考えられるような空間を創りたいと思い、カタリ場を届けました。
これから先の人生、悩むこともあると思いますが、高校生にとって一歩踏み出すキッカケになっていれば嬉しく思います。


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プロジェクトマネージャー:まっつ
コアスタッフ:ざわちん、さやねー