【実施報告】10/15大阪府立島本高校カタリ場企画~鍵~

2015年10月15日(木)に大阪府立島本高校にてカタリ場を実施します。
企画当日は約35名のボランティアスタッフで島本高校の高校生にカタリ場の授業を届けに行きます。


【授業での役割】
・キャスト(20~30名程度)
高校生 7~8 名に対し、キャスト 1 名でグループを組み、高校生自身の将来の夢ややりたいこと、興味がある分野などについて約2時間語り合います。
高校生にとっては今の自分を振り返る機会となり、 自分の将来と向き合う時間になります。
「将来何がやりたんだろう?」「今何をしたらいいのか分からない。」そんな高校生の背中を押し、将来に対して一歩踏み出すことをサポートする役割です。


・先輩の話(6~8名程度)
ボランティアスタッフ自身の高校時代の体験や、大学等で打ち込んでいること、大切だと思う価値観などを、約15分の紙芝居形式で高校生に語りかけます。
等身大の体験を語ることで共感が生まれ、高校生にとって身近なサンプルとなります。
高校生の視野を広げ、自分自身について考えるきっかけを作ること。あなたの体験が高校生にとって将来に目を向ける機会になります。


【学生副リーダーより】
こんにちは!学生副リーダーのあんちゃんです。


私は高校時代の時はどちらかというとネガティブで、人と関わることに関してもとても消極的でした。
新しいことに挑戦したり、何かに熱中したりすることがありましたか?
と問われても、なにか一つのことを頑張った!と答えることが出来ない高校生でした。


しかし、今思えば高校時代にたくさんの人と関わり、たくさんのことに挑戦し、たくさんの考え方や価値観を知りたかったと思うことばかりです。
もし高校時代にカタリ場があれば、自分の考え方に刺激を受けられたのかもしれません。


今回のカタリ場では、この授業が皆さんの心の「鍵」となるような、自分の考え方や将来のことに何かしらの刺激を与えることができるものでありたいと思います。私は皆さんの心の扉を開くことができるような、楽しい最高の1時間半を届けに行きます。


学生副リーダー あんちゃん




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2015年10月15日(木)に大阪府立島本高校でカタリ場を実施しました。


【企画のねらい】


高校生の心の扉を開くような「鍵」のようなカタリ場でありたい。
「具体的な進路が決まっていない」「高校卒業後何をしたらいいかわからない」
そのような高校生に大学生が将来へのヒントとなる「鍵」を開ける。
扉を開き、高校生がこれからのことについてより具体的に考えられるようになる。
その為に大学生スタッフが集い、島本高校生にカタリバを届けました。


【当日の様子】


企画当日は約40名のボランティアスタッフが、大阪府立島本高校の高校生にカタリ場の授業を届けました。


授業が始まり、大学生の歓迎をうけて少し緊張した面持ちの高校生が入場してきました。
大学生1人に対し高校生は9~10人で班を作り、班が出来たところから自己紹介が始まりました。
はじめは緊張した様子でしたが、徐々に緊張が解け、体育館中が和気あいあいとした温かい空気で溢れました。


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「先輩の話」では、8人の先輩が話をしました。
先輩は自分が経験したことを基に、高校生に全力で伝えたい思いを15分間という時間で熱く語り、高校生に届けました。
高校生が次第に話の内容に耳を傾け、真剣に聞いている様子が印象的でした。


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「先輩の話」が終わると、最初の班の先輩のところに戻って、「座談会」「まとめのワーク」の時間に入りました。


先輩の話を聞いて感じたことを基に、自分について真剣に考える高校生。
班の先輩と高校生が語り合うことによって、自分がこれからの高校生活や高校卒業後の将来をどのように過ごしていきたいかを改めて考え直すきっかけの時間になりました。


授業終了後、体育館から退場していく生徒達。
高校生は入場時の緊張した様子とは打って変わって、大学生との別れが名残惜しそうな様子でした。


今回のカタリ場の授業を通し、島本高校の生徒はあらためて将来の事を考え直すことができたのではないかと思います。
これからの高校生活で学校生活や将来の事を考える時に、このカタリ場の授業を思い出し、行動できるきっかけとなれば幸いです。


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プロジェクトマネージャー いびけん
コアスタッフ だいねん、あんちゃん