【実施報告】3/18兵庫県立東灘高校カタリ場企画
~青臭く~

2015年3月18日(水)に兵庫県立東灘高校にてカタリ場を実施します。
企画当日は約50名のボランティアスタッフで東灘高校の高校生にカタリ場の授業を届けに行きます。


【授業での役割】
・キャスト(30~40名程度)
高校生 7~8 名に対し、キャスト 1 名でグループを組み、高校生自身の将来の夢ややりたいこと、興味がある分野などについて約2時間語り合います。
高校生にとっては今の自分を振り返る機会となり、 自分の将来と向き合う時間になります。
「将来何がやりたんだろう?」「今何をしたらいいのか分からない。」そんな高校生の背中を押し、将来に対して一歩踏み出すことをサポートする役割です。


・先輩の話(8~10名程度)
ボランティアスタッフ自身の高校時代の体験や、大学等で打ち込んでいること、大切だと思う価値観などを、約15分の紙芝居形式で高校生に語りかけます。
等身大の体験を語ることで共感が生まれ、高校生にとって身近なサンプルとなります。
高校生の視野を広げ、自分自身について考えるきっかけを作ること。あなたの体験が高校生にとって将来に目を向ける機会になります。


【学生リーダーから】
私たちの企画のテーマは、 「青臭く」です。
これから、自分次第でいくらでも変わることが出来る高校生たち。
そんな高校生たちと全力でぶつかることができる機会!
全力でぶつかって、一生懸命に生きることの楽しさを、高校生に届けていきます。
私たちは、かっこよくなくて青臭いけれど。大学生の全力が高校生に伝わったら、何か起こるかもしれない。
そんなワクワクがつまったカタリ場です♪
学生リーダー ごん


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2015年3月18日(水)に兵庫県立東灘高校でカタリ場を実施しました。


【企画のねらい】


今回の企画のテーマは「青臭く」でした。
高校生も、私たちスタッフも、まだまだ未熟です。
でも、未熟なりにお互いが自分をさらけ出して「青臭く」全力で向き合えば、きっと今までと違った景色が見える。
そうすれば、高校生が未熟な自分も受け止めて、将来と自分を明るく見つめ直していけるのではないか。
「青臭く」てもいいから、明るい将来を一緒に描きたい。
そんな思いで、この企画を実施しました。


【当日の様子】


企画当日は68名のボランティアスタッフが集まり、東灘高校にカタリ場の授業を届けました。


高校生は大勢のスタッフに興味津々でした。
始まると同時にスタッフのところへ向かい、元気な様子で班を作りすぐにスタッフと打ち解けました。


班の先輩と自己紹介などをし終えると、「先輩の話」が始まります。
「先輩の話」では8名が自らの経験談、そこから何を思い、何を考えたのかを語りました。
生徒会、受験勉強など高校生活の経験談もあれば、人間関係の悩みやこれからの夢、大学選択といった高校生活だけにとどまらない話もあり、高校生が高校卒業後の自分を想像できる話でした。


「先輩の話」を聴いた後は、班の先輩の元へと戻り、「座談会」「まとめのワーク」に入りました。
高校生は「先輩の話」の感想や、共感したことなどを話してくれました。
そこから、スタッフが高校生の気持ちを聞き出していくことで、将来の夢を語ってくれる高校生もいました。
また、そうして出てきた高校生の理想の将来像を元に、今やるべきことを一緒に考え、約束カードに記入しました。
班の先輩と高校生が、たまに笑顔を見せながら真剣に話をしている姿は、とても心が温まるものでした。


今回、スタッフにありのままの自分をさらけ出しながら高校生と向き合い、真剣に語り合いました。
高校生の顔はとても輝いていました。高校生にとって、将来のことを考え、そのために行動していくきっかけになったのではないでしょうか。
今回のこのカタリ場が、高校生にとって素敵な時間であれば、そして高校生がこれから生きていく上での支えになれば、とても嬉しいです。


プロジェクトマネージャーごん
コアスタッフたけし、はっちょん