【実施報告】2/18京都府立西城陽高校カタリ場企画
~全力~

2015年2月18日(水)に京都府立西城陽高校にてカタリ場を実施します。
企画当日は約50名のボランティアスタッフで西城陽高校の高校生にカタリ場の授業を届けに行きます。


【授業での役割】
・キャスト(30~40名程度)
高校生 7~8 名に対し、キャスト 1 名でグループを組み、高校生自身の将来の夢ややりたいこと、興味がある分野などについて約2時間語り合います。
高校生にとっては今の自分を振り返る機会となり、 自分の将来と向き合う時間になります。
「将来何がやりたんだろう?」「今何をしたらいいのか分からない。」そんな高校生の背中を押し、将来に対して一歩踏み出すことをサポートする役割です。


・先輩の話(8~10名程度)
ボランティアスタッフ自身の高校時代の体験や、大学等で打ち込んでいること、大切だと思う価値観などを、約15分の紙芝居形式で高校生に語りかけます。
等身大の体験を語ることで共感が生まれ、高校生にとって身近なサンプルとなります。
高校生の視野を広げ、自分自身について考えるきっかけを作ること。あなたの体験が高校生にとって将来に目を向ける機会になります。


【学生リーダーから】
こんにちは、西城陽高校企画でリーダーを務めています、しげです。

この企画において、僕が大切にしている想いは、”全力” です。

西城陽高校の生徒には全力で何かにぶつかることができるような人になってほしいと考えています。
生徒が「自分も何かに全力で取り組んでみたい」と思えるように、まずはスタッフが全力を見せ、生徒の一歩を応援しにいきます。

学生リーダー しげ


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2015年2月18日(水)に京都府立西城陽高校でカタリ場を実施しました。


【企画のねらい】


今回の企画のテーマは「全力」です。
「全力」とは「何かに本気でぶつかる」こと。
何か辛いことがあった時、無意識のうちに、
見て見ぬ振りをしたり、見たいものしか見なかったり、
やりたいことしかやらなかったり。
まずはそんな自分に気付いて、向き合って欲しい。
そして、辛いことから逃げないで欲しい。
難しいことから逃げないで欲しい。
逃げずに全力でぶつかって、初めて人は成長できると思うから。


そして、西城陽高校の生徒には何かに「全力」で向き合うことの大切さを知って、自分の可能性をもっと感じてほしい。
自分と「全力」で向き合える場を創り上げたい。
そんな想いで、カタリ場を届けました。


【当日の様子】


企画当日は71名のボランティアスタッフが集まり、西城陽高校にカタリ場の授業を届けました


高校生はスタッフに興味を示し、ワクワクしながら体育館に入ってきたように思います。
そして、スタッフに明るく迎えられ、時には楽しく、時には真剣に語り合っていました。


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その後の「先輩の話」では10名が自らの経験談を語り、
その中で自分はどのように変化したのか、また何故そのような変化が起こったのかを話しました。
そして、高校生に向けてのメッセージも最後に発せられました。
「自分と同じ失敗をして欲しくない」「一緒に考える機会を作りたい」
「これからこんなことを大事にして欲しい」などの思いが込められていました。
その話を受けた高校生は、経験談に共感し感動していたり、
話が自分について考えるきっかけになっていたりと、様々でした。


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「先輩の話」を聞いた後は、班の先輩の元へと戻り、「座談会」「まとめのワーク」に入りました。
高校生は「先輩の話」を聞き感じたことを話してくれました。
中でも、「全力でぶつかってきてくれることが伝わった」というのが印象的でした。
班の先輩と一緒に、自分自身を見つめている姿はどこかたくましくもありました。


今回みんなに共通する「全力」というものをテーマに企画を進めてきました。
当日は、スタッフが全力で高校生に向き合い、それに高校生が全力で応えてくれていたように思います。
このカタリ場が高校生のこれからに繋がるような場になっていれば幸いです。


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プロジェクトマネージャー しげ
コアスタッフ ちゅーかな、ともか、りょうちゃん