【実施報告】1/28京都府立向陽高校カタリ場企画
~節操~

2015年1月28日(水)に京都府立向陽高校にてカタリ場を実施します。
企画当日は約50名のボランティアスタッフで向陽高校の高校生にカタリ場の授業を届けに行きます。


【授業での役割】
・キャスト(30~40名程度)
高校生 7~8 名に対し、キャスト 1 名でグループを組み、高校生自身の将来の夢ややりたいこと、興味がある分野などについて約2時間語り合います。
高校生にとっては今の自分を振り返る機会となり、 自分の将来と向き合う時間になります。
「将来何がやりたんだろう?」「今何をしたらいいのか分からない。」そんな高校生の背中を押し、将来に対して一歩踏み出すことをサポートする役割です。


・先輩の話(8~10名程度)
ボランティアスタッフ自身の高校時代の体験や、大学等で打ち込んでいること、大切だと思う価値観などを、約15分の紙芝居形式で高校生に語りかけます。
等身大の体験を語ることで共感が生まれ、高校生にとって身近なサンプルとなります。
高校生の視野を広げ、自分自身について考えるきっかけを作ること。あなたの体験が高校生にとって将来に目を向ける機会になります。


【学生リーダーから】
こんにちは、向陽高校企画でリーダーを務めています、じゅんじゅんです。
この企画において、僕が大切にしている想いは、”自信をつける”ということです。
向陽高校の生徒が自信をもって今後の進路の決断に踏み切れるよう、私たちと一緒に、背中を押してあげませんか??
たくさんのご参加をお待ちしております。
じゅんじゅん




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2015年1月28日(水)に京都府立向陽高校でカタリ場を実施しました。


【企画のねらい】
今回の企画のテーマは、「節操」でした。
“節操”とは、自分の主義、主張を貫き通すという意味の言葉です。
2年次からは、高校卒業後の進路に関して考えていく時間が少しずつ増えていきます。
その際、私たちは向陽高校の生徒に、自信を持って進路を選択してほしいと思います。
また、決めた進路を実現するために意欲的に学習に取り掛かり、また積極的に課外活動にも取り組んでもらいたいです。
卒業する時には、向陽高校に入学して良かったと思えるよう、充実した高校生活を送ってほしいと考えました。




【当日の様子】
企画当日は、39名のボランティアスタッフが集まり、向陽高校の生徒にカタリ場の授業を届けました。


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向陽高校でのカタリ場は“生徒の入場”という合図の後に、生徒が体育館へ入ってきてスタートしました。


まず、班の先輩1人と生徒7~8人で一班を作り、円形になって座ったところで自己紹介から始まりました。 班の先輩は自分の班を上手くまとめられるかドキドキワクワク・・・。
生徒は班の先輩がどんな人なのか、これからどのような話ができるのかドキドキワクワク・・・。


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班の先輩との緊張もだんだん解け、話が弾んできた後は、「先輩の話」を聞く時間です。


この日は、総勢8名の先輩が向陽高校生に熱い想いを届けるため、語りに来ました。 先輩の話を聞いている最中の生徒達の目つきは、真剣そのものであり、時には涙を浮かべる生徒達も見受けられました。


「先輩の話」を聞いた後は、始めの班の先輩の元へ戻り、「座談会」「まとめのワーク」の時間です。 先輩の話を聞いて思うことは、生徒それぞれ違います。班の先輩は、生徒一人一人が持った熱い想いを大切にして、今後の高校生活に向けた改善点や、将来の目標を実現するためにどのように進路を歩んでいくかを生徒と話し合います。 生徒は、自分の将来を見据えた上で、今後充実した高校生活を送っていく方法を一生懸命考えていました。 この時、カタリ場の授業が始まってすぐとは、全然違う顔つきや目つきに、多くの生徒が変わっていることに気付きました。


今回私たちは、向陽高校の生徒に自分達の進路をもっと真剣に考えてほしいという想いを持ち、一心不乱にカタリ場の授業を創ってきました。 カタリ場の授業を通して、向陽高校の生徒が今後の進路を再確認し、しっかりと進路を歩んでいってくれることを祈っています。


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プロジェクトマネージャー じゅんじゅん
コアスタッフ みーくん、あかり