【実施報告】10/8神戸市立摩耶兵庫高校カタリ場企画(昼間部・夜間部定時制)
~切り拓く~

2014年10月8日(水)神戸市立摩耶兵庫高校(昼間部・夜間部定時制)にてカタリ場を実施しました。


【企画のねらい】
今回の企画テーマは、「切り拓く」。


カタリ場の授業を通して、将来について目標を持ち、高校生それぞれがイメージする将来へ向かって実際にどう行動しようか考えてほしい。
そして、自らの力で未来を「切り拓いていこう」という意志を持ってほしい。
そんな想いを込めて、この企画テーマを考えました。


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【当日の様子】
本企画は一日に昼間部、夜間部を同日開催するという、珍しい企画でした。
企画当日は昼間部15名、夜間部41名のボランティアスタッフが集まり、摩耶兵庫高校の高校生にカタリ場の授業を届けました。


摩耶兵庫高校のカタリ場は、高校生を迎え入れるという形で始まりました。
普段、滅多に話す機会がない大学生を目の前に高校生たちはやや緊張気味。


授業開始時は、班の輪に入ろうとしない高校生がいたり、なかなか先輩の質問に答えてくれない高校生がいたり、不安なスタートでした。
しかし、授業が進むにつれ、少しずつではありますが、会話をするなかで笑顔が増え、徐々に大学生と高校生の距離が近づき始めたように思いました。


先輩の話を聴く時間、みんな授業開始時とは打って変わって真剣な眼差しで、先輩の話を聴いていました。
そんな中1人話を聞きに行かない生徒がいました。


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班の先輩が話しかけると、「聴きたくない」と一言。そんな高校生に寄り添うように、班の先輩は語り続けます。
すると、授業に全く関心がなかった高校生に、少しずつ笑顔が見え、自分のことを話す姿が見られました。
受業終盤では、班の輪も受業開始時とは見違えるほど、楽しそうに且つ真剣にキャストと話をしている高校生たちが多く見られ、理想の自分像や、悩み、やりたいことについて思い思いに語っていました。


カタリ場は1時間半という短い時間でしたが、真剣に大学生と高校生が語り、とても意味がある時間になったのではと考えています。
これから先、楽しいことはもちろん、時には困難にぶつかることもあると思います。
そんな何が起こるのか分からない未来を自分の力で切り拓いていこう!
そういう風に思う1つのきっかけになっていれば、嬉しいなと思います。


プロジェクトマネージャー ぴーね
コアスタッフ なおてぃ りゅーじん