2014年11月14日(金)神戸市立六甲アイランド高校にてカタリ場を実施しました。
【企画のねらい】
今回の企画テーマは、「昨日を超えろ!」。
将来のイメージが描くことができていない。
将来に期待を抱くことができない。
そんな高校生に、「人生なんていくらでも面白くできる!」と考えて設定しました。
今回のカタリ場では、キャストと対話することで多様な価値観に触れ、
将来の自分像をイメージし、これからやりたいことを見つけてほしい。
・昨日できなかったことを「今日」こそはできるように頑張る。
・今日できなかったことに挑む「明日」という未来にワクワクする。
カタリ場の授業が終わる頃には、高校生にそう感じてほしい。
それを毎日繰り返すことで、カタリ場の授業で思い描いた「自分の理想像」に、
少しずつ近づいていけるのではないかと考えました。
【当日の様子】
企画当日は50名のボランティアスタッフが集まり、六甲アイランド高校の高校生にカタリ場の授業を届けました。
2014年11月14日13:15。
六甲アイランド高校でのカタリ場は、体育館で高校生が整列している状態で授業が始まりました。
「みなさん準備はいいですか?それでは班作りスタート!」
キャストの勢いに負けず、高校生は楽しそうに班を組んでくれました。
高校生の人数が多く、班作りに多少時間がかかりましたが、
キャストの誘導によって無事、全員グループを作ることができました。
班ごとでの自己紹介の時間では、趣味や普段の学校生活の話題で盛り上がり、
高校生やキャストの笑顔がたくさん見られました。
「先輩の話」では、10名が紙芝居を行いました。
自分を応援してくれる友達に恩返しをするために生徒会長になる話や、
自分の本音を他人に打ち明けることで人生が楽しくなった話。
そんな経験を通して、今、大切にしたいと思っている価値観。
多くの高校生は「先輩の話」に刺激を受け、
「何かに悩んでいるのは自分だけじゃないんだ。」
「自分もあんな風に生きたい。」
「この先輩だけではなくて、もっと他の人の話を聴きたい。」
という声が上がっていました。
「先輩の話」を聴いて帰ってきた後の座談会の時間では高校生は、
自己紹介時と打って変わって真剣な表情で、自分のこれからについてキャストと語り合っていました。
自分のことや将来のことを一生懸命考えたり、話したりしている高校生。
それに応えようと、高校生に真剣に向き合おうとするキャスト。
そんなキャストの姿勢を受けて、高校生は、少しずつ自分のことを打ち明けてくれるようになりました。
「今の自分にこれはできないが、いつか絶対できるようになりたい!」
「なりたい自分に近づくために今日からこれを頑張る!」
そんなことを思っていてくれれば、今回のカタリ場は成功と言えるのではないでしょうか。
今回のカタリ場が、六甲アイランド高校の高校生にとって、
「なりたい自分に近づくために、今日から何か頑張ろう」と思えるきっかけになっていれば、とても嬉しいです。
そして、カタリ場の授業後も自分の目標を達成するために、
今日からできる小さなことを一つ一つ積み重ねていってほしいと思います。
プロジェクトマネージャー りょうすけ
コアスタッフ けーちゃん、ひろき