2014年10月9日(木)京都府立洛水高校にてカタリ場を実施しました。
【企画のねらい】
今回の企画テーマは、「走り出す」。
カタリ場の授業の中で先輩との対話をし、自分自身の長所や短所、個性を認識して、
自分の将来に期待できることを目指しました。
また、自らの意志を持って、高校卒業後の進路に向けて走り出せるようになってほしいと思っていました。
【当日の様子】
企画当日は33名のボランティアスタッフが集まり、洛水高校の高校生にカタリ場の授業を届けました。
2014年10月9日13:15。
洛水高校の高校生が体育館に入場し、カタリ場がスタートしました。
「こんにちはー!」
体育館に入場した高校生を元気よく迎えるキャスト。
キャストの元気のよさに高校生が少し戸惑っている姿も見られましたが、
キャストが積極的に声をかけてグループを作り、打ち解けることができました。
「先輩の話」では、6名のキャストが紙芝居を行いました。
挫折を経験しながらも部活動に熱中していた話、
本音を伝えることで学校生活が充実した話、
そんな経験を通して、今、大切にしたいと思っている価値観。
「先輩の話」に刺激を受けた高校生の多くから、
「自分とは違うと思ったけど、何のために頑張れるのか考えようと思った。」
「自分も諦めずに色々なことに挑戦したいと思った。」
「この先輩だけではなくて、もっと他の人の話を聴きたいと思った。」
という声が上がっていました。
「座談会」は、授業開始時と打って変わって、静かな雰囲気で始まりました。
自分の悩みや、将来の目標をキャストに打ち明けている高校生。
高校生の話に耳を傾け、一緒に考えようとするキャスト。
そんなキャストの姿勢をうけて、高校生の表情は、
少しずつ明るくなっていくのが見えました。
このように、話を真剣に聴いてくれるキャストとの出会い、対話することで、
自分自身の長所や短所、個性に気付くことができたのではないでしょうか。
また、一歩先を行く先輩の生き方を知ったり、考え方に触れたりすることで視野が広がり、
自分自身や将来に期待を感じることができたのではないでしょうか。
そして、目標と向き合いたいと感じてくれたのではないかと感じます。
今回のカタリ場が、洛水高校の高校生にとって、
自分の将来に向かって「走り出す」きっかけになっていれば、とても嬉しいです。
そして、カタリ場の授業後も、自分の可能性を信じ、
目標と向き合っていってほしいと思います。
プロジェクトマネージャー あやか
コアスタッフ しんべー、ありさ