2014年10月29日(水)京都府立乙訓高校にてカタリ場を実施しました。
【企画のねらい】
今回の企画テーマは、「明確に」。
カタリ場で様々な価値観や経験を持つ先輩と対話することを通じて、高校生が自分自身に期待し、将来の選択肢を明確にすることを目指しました。
【当日の様子】
企画当日は44名のボランティアスタッフが集まり、乙訓高校の高校生にカタリ場の授業を届けました。
2014年10月29日13:25。
乙訓高校の高校生が体育館に入場し、カタリ場がスタートしました。
「こんにちはー!」
体育館に入場してくる高校生を元気よく迎えるキャスト。
キャストの元気のよさに高校生が少し戸惑っている姿も見られましたが、
キャストの声掛けによってグループを作り、すぐに打ち解けることができました。
「先輩の話」では、8名のキャストが紙芝居を行いました。
自分にも良いところがあるのではないかと思えるようになった話、
目標について反対されていたけど、応援してくれる人の存在に気付けた話、
そんな経験を通して、築きあげられた価値観。
多くの高校生は「先輩の話」に真剣に耳を傾け、
「自分とは違う生き方だけれど面白そうだと思った。」
「自分も何かに一生懸命になりたいと思った。」
「この先輩だけではなくて、もっと他の人の話を聴きたいと思った。」
と感想をキャストに話していました。
「座談会」は、授業開始時の戸惑いや緊張とは違い、和気あいあいとした雰囲気が体育館を包んでいました。
自分の将来の夢や目標を一生懸命考えたり、キャストに話したりしている高校生。
高校生の悩みや将来の目標を親身になって一緒に考えているキャスト。
キャストとの対話を通じて、高校生の表情が、少しずつ明るく、また真剣になりました。
このように、話を真剣に聴いてくれるキャストとの出会い、対話をすることで、
自分自身の様々な可能性や、将来の選択肢の存在に気付けたのではないかと思います。
そして、少しでも将来の目標が「明確に」なるきっかけになったのではないかと思います。
カタリ場の授業後も自分の可能性を信じ、自分の目標と向き合っていってほしいと思います。
プロジェクトマネージャー ミリ
コアスタッフ まっちゃ もえみ