2017年6月28日(水)に須磨翔風高校にてカタリ場を実施しました。
【企画のねらい】
将来の自分の姿を具体的にイメージし、その自分に近づくために行動してほしい。
そんな想いを持ってカタリ場を実施しました。
そこで今回のカタリ場の授業を通して、スタッフと価値観を交錯させることにより、
「自分はどうなりたいか」そして「そのためにはどうすればよいか」を大学生と一緒に考えたい。
そして授業が終わってからも、高校生は理想の自分に近づくためにできること探し続け、
それを着実に積み重ねていってほしいと考えました。
【当日の様子】
企画当日は約35名のボランティアスタッフが集まり、
須磨翔風高校の高校生にカタリ場の授業を届けました。
須磨翔風高校でのカタリ場は、体育館でスタッフが待機しているところに、
高校生が一斉に入場しスタートしました。
「こんにちはー!」
スタッフの人数とその熱量に圧倒され、恐る恐る体育館に入場してきた高校生。
大勢のスタッフに高校生も少し緊張した様子でしたが、
スタッフの誘導によってグループを作り、打ち解けることができました。
司会の挨拶が終わり、班内で自己紹介の時間。趣味や普段の学校生活の話題で盛り上がり、
高校生やスタッフの笑顔がたくさん見られました。
「先輩の話」では、8名のスタッフが紙芝居を行いました。
挑戦することで自分の新たな一面を発見出来た話や、
自分の本音を打ち明けることで人生が楽しくなった話、
そんな経験を通して、今、大切にしたいと思っている価値観。
多くの高校生は「先輩の話」に刺激を受け、
「自分とは違う、あんな生き方もあるのだと思った。」
「自分もあんな風に生きたい。」
「この先輩だけではなくて、もっと他の人の話を聴きたい。」
という声が上がっていました。
「先輩の話」を聞いて帰ってきた後の「座談会」の時間。
高校生はとても真面目な表情でスタッフと語り合っており、
授業開始時のにぎやかさと打って変わって真剣モードに。
自分のことや将来のことを一生懸命考えたり、話したりしている高校生。
それに応えようと、高校生に真剣に向き合おうとするスタッフ。
そんなスタッフの姿勢をうけて、高校生は、
少しずつ自分のことを打ち明けてくれるようになりました。
一歩先を行く先輩の生き方を知ったり、考え方に触れたりすることで視野が広がり
「将来こんなことしてみたいかも」
「夢を叶えるために今日から何か始めよう」
そんなことを感じてくれたのではないかと思います。
今回のカタリ場が、須磨翔風高校の高校生にとって、
「なりたい自分に近づくために、今日から何か頑張ろう」
と思えるきっかけになっていれば、とても嬉しいです。
そして、カタリ場の授業後も自分の目標を達成するために、
小さな努力を積み重ねていってほしいと思います。
プロジェクトマネージャー こーしん
コアスタッフ のすけ さきちゃん